ギター・ベースギターよろず相談受付【署】 2520795


コロナ禍が署長を直撃した(藁)=実話

1:署長(暫定復帰) :

2021/09/18 (Sat) 15:57:50

署長、ディバイザー社にエレキギターを「蝉」オーダーメイドしました


完全なオーダーメイドではありません。ですが「実質?」完全オーダーメイドみたいなもんですね。


一応ね?基本となるモデルがあります(ディバイザー社のカタログ)。通常であれば、それがディバイザー社で製造されて全国の楽器店に卸されてゆくわけです。そのカタログの中から1本選び「自分仕様に仕様変更してほしい」と蝉オーダーできるんです。


で、これが「富士弦」ですと蝉オーダーメイドといっても制約される幅が大きくて、コチラの「癖」が色濃く反映されないわけですよ。しかしディバイザー社の場合、蝉オーダーメイドと言うけど「オーナー」の希望をあれこれと受け入れてくれるんですね。なんというか蝉オーダーメイドという割に「非常に柔軟性」があるんです。


ディバイザー社の特徴だなぁといつも思います。同じように柔軟性があるのは岐阜の「Kヤイリ」ですね。Kヤイリも、オーナーのわがままを最大限受け入れてくれます。Kヤイリは技術的に可能なことなら「まず拒否」しませんからね。


ディバイザー社の蝉オーダーメイドというけど、例えばですが「ネックの厚み」を1フレットあたりで「21ミリ」にできますか?と訊くと「可能ですよ」と言ってくれる。勿論、その場合、カタログモデルの基準値から変更するので「アップチャージ」=割増料金を上乗せせねばなりませんけどね(1万5千円?程度の割増加工費だったと思うけど)。


基本となるモデルは、工場にあるわけです。基本モデル(ストラト)のトレモロユニットは6点支持+弦間ピッチ10.8ミリ仕様なんです(GOTOH)。せっかく「蝉」オーダーメイドするんだから、2点支持で弦間ピッチ10.5GOTOHに変更しました。しかし、この我儘は工場側で「新しい治具?」を用意する必要がある?(かどうかまでは確認しませんでしたが)、要するに通常の手間暇と違うので「アップチャージ上乗せになります」ということになり、ざっくり「ユニット代金も込で5万円前後になりますけどよろしいですか?」と。



うーん、、、5万円のアップチャージか(涙)。


まあでも「お願い」しました。ネックの厚みは1フレットあたり21ミリよりも薄く?と思ったんですが仲介の楽器屋さんが「いやいや、通常モデルでも十分に薄く握りやすいのでそこまで必要ないと思いますよ」と助言があり、ネックは通常仕様。アップチャージが発生しませんでした。


ペグは、署長が指定したGOTOHに交換(アップチャージ発生)。


塗装アップチャージが2万円?前後(凝った塗装をオーダーすると、天井知らず?になる鴨?)。



材は「アッシュ」( ← これが今回の話題の中心ネタになります )



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オーダーに関して「昨年」の10月頃から、楽器屋さんと楽しく打ち合わせしてました。ただ、昨年も実は署長の体調は今ひとつでした。打ち合わせは途中から電話、メールになり、結局2ヶ月も。年末に代金を支払い契約成立。


ディバイザー社の「蝉」オーダーの仕組みは、通常のレギュラーモデルの製造と納期スケジュールの「合間」に、楽器屋などからのオーダーが一息ついて(要するに工場が暇になった時期に)職人さんらに時間が生まれたとき、蝉オーダーを受注するという仕組み。ゆえに「6ヶ月待機お願いしてます」という。ただし場合によっては「2ヶ月程度プラス=8ヶ月の待機」となる可能性もあると。


で、結論からいえば「現時点」でも納期は未定です(藁)。


年末?にかろうじて完成する鴨?契約する際に「納期に関して、絶対に強く言わないでください」というのが楽器屋からのお願いでした。勿論、署長は「やいの、やいの」言うような人じゃありません。


すると先日楽器屋から連絡が。


楽器屋さんが「すいません、すいません」と言う。どうしたのかな?


「あのー?納期が、まだ確定しないのです」と言う。


「納期に関してはあれこれ言わないというお約束でしょう?」と署長が返答すると。



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実はね?

署長は今回「アッシュ」で蝉オーダーしたわけですが、「北米?」から材を調達することになっていたという。ところが、あれこれ難しい問題が発生している上に「コロナ禍」が追い打ちをかけ、署長がオーダーしたアッシュ材の調達に驚くほど時間が掛かってしまったんだそうですよ。先日?ようやく日本に届いたらしいのですが、すぐ製造するわけにもゆきませんからね。含水率など調整する必要がある。


材の状態をみてから「塗装」へ。塗装し、状態が落ち着いてから「加工」に着手する予定だという連絡だったのです。アッシュ材に関しては数年前の「大洪水?」被害で米国本土でさえ、調達困難とも言われていて(Fenderも苦労しているという)今回、コロナ禍という事情もありとにかく「大変」だったそうですよ。


アルダーなど他の材なら、加工開始できていたらしい。


というわけでして(苦笑)、HALさんが何やらオーダーメイド?を入手したとか?それに合わせて署長も蝉オーダーメイド情報を書き込もうかと考えていたのですが「納期未定」が確定し(藁)、具体的なことを書き込めないまま。




通常のレギュラー仕様の個体を買えば相場は15万円程度のギターらしいのですが、署長はあれこれと「癖」が反映されるよう我儘なオーダー内容をしたため24万円?前後になると。まあでも?実質オーダーメイドに近い我儘仕様を作ってもらって合計で24万円前後なら「安いオーダーメイド」だなと思いますけどねえ?


納期は未定です(藁)



現状報告ということで



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