ネックが反っていることを確認する - 署長(病んでいる状況) (?)
2021/03/02 (Tue) 20:38:20
http://dns-guitar.jp/blog/
*
この動画の説明、理解できましたか?
Re: ネックが反っていることを確認する - 署長(病んでいる状況) (?)
2021/03/02 (Tue) 21:01:35
古いギターの場合
ネックは変形している場合が殆どです。
反りというけど、【捻じれ】ってのもあるし【波打】という故障もありますね。さらに【元起き】
皆さん【朝】目が覚めると、珍宝が【ギューン】と勃起しているはずですが【元起き】というトラブルは珍宝の朝勃ちのように【根本=ネックの付け根】から45度の角度で(?笑)ギューンと勃起している現象を意味するんです。
えっ?【鷲は、10度程度の角度でしか朝勃ちしてない?】=それはバイアグラというリペアが必要な症状ですな、、、
-----------------------------
指板の反り、元起き、捻じれ、波打ちなどなどネック側に故障が発生している場合、じゃあどう対処するか?
方法論は様々ですが、DNS工房さんが解説しているのはネック側に変形トラブルが発生しているとしても(むしろ、それが当たり前だと前提した場合に)
↓
フレットの【ヤマ】を上手に擦り合わせて直線性を確保できれば、それで良しとしましょうという意味
これは工房の【ZIN】さんも、同じ説明をしていましたね(痴恵袋で紹介しましたけど)。
↓
指板が波打っている場合、その指板を矯正せず【そのままの状態で】フレットを打てば(指板矯正すればいいじゃんという話は今は無視して話をすすめる)、フレットも【波打】った状態になっているわけですよ。
分かる?
↓
フレットを打ち込む土台としての指板の直線性が維持されておらず【ぐちゃぐちゃ】になっているんだから、そんな状態の指板にフレットを打てば、フレットの高さ(山の頂点=ピーク)も、不揃いですよね?
↓
フレットを【擦り合わせ】て、フレットの高さを【揃えて直線性を実現できておれば】そのギターのネックに問題があるとしても【演奏上は問題が無くなる】程度まで回復できますよ、という意味なんです。
(原則論としてね)
指板の【うねり】などを目視するよりも、ストレート・エッジをフレットの真上に置いてフレットの山が揃っているか?を確認するべきだというのがDNS工房の解説
https://www.guitarworks.jp/fs/guitar/c/p050180#131
ストレート・エッジですが【尼損】に出品されている出所不明な中華産は、絶対に買ってはいけません。
【精度が存在しない】ストレート・エッジって、それをストレート・エッジって言っていいのか?ってことですよ。
Re: ネックが反っていることを確認する - 署長(病んでいる状況) (?)
2021/03/02 (Tue) 21:09:04
で、DNS工房さんが指摘(注意)しているのは
指板がぐちゃぐちゃ化しているギターだったとしても、リペアマンがフレットを擦り合わせてフレットの山を揃えて問題ない程度に調整したギターを
↓
素人が【目視】して指板の状態のみに注目して【指板が反ってますね】とか言い出してトラスロッドを廻してしまうと、せっかくリペアマンがフレットを擦ってピークを均一に修正した状態を【壊してしまうよ】という警告内容ですよ。
*
本件は【ネックリリーフ】をどう解釈するか?という難しい問題も内包しているから、実は答えは一つでもなく非常に難しいところなんですね。
Re: ネックが反っていることを確認する - 署長(病んでいる状況) (?)
2021/03/02 (Tue) 21:17:21
指板を削って矯正(修正)する場合に。
工房ZINさんの解説で【なるほどなあ、、】と勉強になったのは。
指板を真っ直ぐにするために【ガシガシと削れば良い】という、わけじゃないんだよ!という注意喚起だった点です。
指板を削るとしても、大きく削ってしまえば【演奏性、フィーリング、ネックを握った感覚】に大きな問題を発生させてしまう。
だからZINさんは【フレットを打ち込む、フレットの溝が切ってある位置の指板面のみ直線性を確保できたなら、それ以外の指板の面が多少凹むなどしていても無視する】と。この意味、分かるかなあ?
フレットを打ち込む位置の指板面のみ、直線性を確保できる程度に指板を削れば、フレットを打ち込んだ場合も【フレットの山もほぼ、直線性を維持できている】という理屈になる。
http://bluestrings.blog33.fc2.com/blog-entry-142.html(画像、お借りしました)
Re: ネックが反っていることを確認する - 64さん (?)
2021/03/02 (Tue) 21:23:18
ちょうど今、それ見てたのであった。。。(笑)
Re: Re: ネックが反っていることを確認する - onasu1968 (男性)
2021/03/02 (Tue) 21:27:58
【ギューン】と・・・ですか?
もう、ずーと【ダラーン】です・・・
Re: ネックが反っていることを確認する - 署長(病んでいる状況) (?)
2021/03/02 (Tue) 23:01:57
でも中古で買う場合
わざわざ指板面が【ぐちゃぐちゃ】に波打っているような個体を、お金を出して買う必要は無いよね?そう思わん?指板面がぐちゃぐちゃであっても、リペアマンがフレット擦り合わせてくれてフレットのピークを揃えてくれれば演奏上は問題ない程度まで回復させてくれるでしょうけど。
でも、そこでよく考えて味噌。
指板面がぐちゃぐちゃってことは、フレットの山(ピーク)も一直線ではなく【ぐちゃぐちゃ】になっているわけ。それを均等になるように擦り合わせて【均す=更地】化させるんだから、フレットの一番低い山頂に合わせて、山頂の高いフレットを削り落とすことを意味する。
せっかくのフレットが、、、、【日本百低山】になっちまうよな。
ーーーーーーーーーーー
だからこれから中古を買うって場合は、指板面の状態をしっかり点検する必要は高いよ。
*
フレットの高さは【残1ミリ】は、欲しいねえ。
Re: ネックが反っていることを確認する - 署長(病んでいる状況) (?)
2021/03/02 (Tue) 23:06:07
例えばだけども
平均相場で15万円程度で取り引きされている中古モデルがあると仮定。
↓
某店にて7万円で販売されていることに気がついた。
トラスロッドは一応良好で、元起きは無い。
しかしフレットが大きくすり減っていて、リフレットが必要かな?と思われる個体状況という場合
↓
ネック自体に大きな欠陥がなければ【買っても良い】と思う。
なぜなら、平均相場=15万円でしょ?
7万円で買って工房にリフレット依頼5万円=合計12万円=3万円平均相場よりお安くgetできた計算になる。
このような買い方もアリ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
でも?
トラスロッドが限界値に到達している中古個体や
ネックが元起きしている個体
=絶対に買ってはいけないよ。
Re: ネックが反っていることを確認する - 署長(病んでいる状況) (?)
2021/03/03 (Wed) 01:43:07
ギターネックが元起きしている中古個体
修理は可能ですよ=お金を払えばね。
でも1万円程度では修理は100000%不可能です。
だから【買うな】って署長は、口を酸っぱくして(苦笑)注意喚起してきたわけ。
Re: ネックが反っていることを確認する - 署長(病んでいる状況) (?)
2021/03/03 (Wed) 01:45:58
それからね?
ナット付近から5フレットくらいまで【だけ】
順反りしている、厄介な順反りってのもあります
これも簡単には直せません
トラスロッドは効きませんから
だから【買うな】ですよ
Re: ネックが反っていることを確認する - 署長(病んでいる状況) (?)
2021/03/03 (Wed) 01:47:04
これら原因の大半は【弦の張りっぱなし】です。
Re: Re: ネックが反っていることを確認する - onasu1968 (男性)
2021/03/04 (Thu) 01:47:45
以前に私が所有しておりましたFender Japan Exclusiveのプレベですがモータウンの伝説のベーシスト、ジェームス・ジェマーソンが愛用していた物と同じ極太の弦を張っておりました。
弦を弾いては『ジェマーソンと同じだー!』等と感激していましたっけ。
ただ、ものぐさな私。弦を緩める事を怠っていましたらネックが勃起・・・じゃなかった、本起き状態に。
ROM専の皆様、悪いことは申しません。
お手持ちの楽器を大事に思われるのでしたら、演奏後には弦を緩めましょう!
Re: ネックが反っていることを確認する - 署長(病んでいる状況) (?)
2021/03/04 (Thu) 04:49:09
極太の弦を張っておりました。
↑
お、、おナス殿
極太はおナス殿の『パンツの中』だけに、しておきませう!
(藁)
(貴重な体験談、ありがとうございます)