ギター・ベースギターよろず相談受付【署】 2513403


『やっぱ』GIBSONだのFENDER?

1:署長(病んでいる状況) :

2021/02/28 (Sun) 22:15:17

痴恵袋の『古参』=勉強不足&植民地根性で汚染されている連中は、『ほんの少し』だけでも『最新』の情報に触れる必要がある。

まあ当板を『悔しい』思いで覗き見しているはずだから、実は最新の情報を当板から得ているはずではあるが、、、、。

http://dns-guitar.jp/blog/
【コンポーネントギターのネック組み込みです。】

(途中から引用)

30~50万円を出して当たりなのかハズレなのかよく分からない個体を購入するより、確かに完成してみないと分からないのは事実かもしれませんが今までの経験上で市販品より良い物が出来上がる可能性はとても高いです。今後もこうしたコンポーネント製作のギター・ベースを使用する人が増えていくと思います。

ありがとうございました♪



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根本的にパーツの質が高くて、材も合格点であれば



残すところは【職人さん】の組み込み精度のskillで、そのギターの運命は【決まる】

材のQualityが高ければ高いほど【良いギターになる】確率は高くなる。それは原則論としては正しい。

しかし材が良くても【それを料理する】シェフが【下手くそ】なら、出来上がった料理は【糞不味い】に尽きる。

Kヤイリの動画の中で【多少材に問題があっても、あとは職人がなんとかする!ってか、なんとかできなきゃ、職人じゃない】とカスタムショップビルダーさんが、断言しましたね。

興味深い話ですよ。


その同じKヤイリの動画の中で、しかし、これまた興味深い話も飛び出していた。若手職人さん達は【基本、材が硬め】でタップした時に発音する材の音が【カンカン】と硬質、反応の速い【クリアな音が跳ね返ってくる】傾向のある表板材を好んでいたことだ。


材をタップしたことがある人なら「誰でも」経験していると思いますが、同じ【スプルース】と言っても産地がどう鱈こう鱈と薀蓄を語る前に【そもそも硬質でカンカンと反応の速い発音するスプルース材】もあれば、同じスプルースだというのに【ボソボソ】と実に反応の鈍い、なまくらな音色のするスプルース材もある。


若い職人さん達が【硬質な音がする】表板材をチョイスしたのは、なんとなく理由が分かる。それは現在のトレンドが【ハイレゾ】サウンド化してきたからだ。それと密接な関係にある!と署長は、素人妄想をしている。表板の材がタップした時点で【ボソボソ】言っているようじゃ、とてもじゃないが近時のハイレゾ化アコースティックギターのサウンドには、到達できない確率が極めて高いからだと考えている。


でも、これは【アコースティックギター】の場合の話。



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エレキギターの世界は、これまた違う話になってくる。


なんども話してますが署長【ボディーがマホガニー材】のストラトを弾いて、驚いた。なんとも言えない音色。中域に特徴があり【粘り気】のある音色(マイルドな音色と表現しても良い鴨)。これに【ハードメイプル材】ネックが組み合わされており、絶妙な音だったので感心したことがある。


【ネックが硬め】の場合は、ボディーは【柔い】材を組み合わせ

【ネックが柔い】場合は、ボディーは【硬質】な材と組み合わせてみる

あれこれ考えると、非常に奥が深い。

ネック材がハードメイプル材であり【かつ】指板もハードメイプル材であれば(エボニー材でも構わんが)、現在で考えればネックとしては【もっとも硬い】組み合わせと言える。署長の好みが【この組み合わせ】でして、歯切れ良いサウンドが【ポンポン】飛び出してくることに、署長は満足。指板材は、非常に重要で、ギターの材、パーツの構成が【ほぼ同じ】なストラトの場合、この指板を【ローズウッド材にするか、メイプル材にするか?】によって、音色は【決定的に違って】くる。


だから【指板をどの材にするか?】は、物凄く真剣に【悩んだ】方が良い。




ネック材がメイプル材で、指板もメイプル材である場合。

その条件でボディー材を【アルダー材】あるいは【真帆蟹】をチョイスして組み合わせると、これまたなんともいえない香ばしい音色になったりするから、エレキギターの音色の世界は奥が非常に深いわけだね。



署長はメイプル材指板+メイプル材ネック+アッシュ材ボディーという組み合わせを非常に好んでいたんですが。

ボディー材が「アルダー材」「真帆蟹」材と組み合わせてみたら、これまた非常に良い音色だと気がついて。


結局のところ【あれも良いが、こっちも良いな】という【厨房】のような結論に到達してしまったというオチ

(情けねー)


2:署長(病んでいる状況) :

2021/02/28 (Sun) 22:32:28

脱線しちまいましたが(毎度)、良質のボディー材とネック材を持っているならDNS工房に組み立てを依頼するのも、一手。


工賃は4万円程度じゃないかと思いますよ。当板のおナス殿の実例があるように(おナス殿は東海のストラトボディーに、大阪ギターワークスの国産ネック(OEMネック、多分ヤマ楽器製?)余計な取り付け加工が不要だったので、工賃は安く抑えることができた。


自分DIYレベルで組み立てるのであれば、【シム】で挿し込み角度を変更するなどして素人組み上げしても良いとは思いますけどね?でも、せっかく【職人さん】に組み立ててもらうのであればシムで角度調整するんじゃなくて【ネックポケット】自体の加工をしてもらうべきでしょうね、署長はそう思います。で、その場合おナス殿の実例のようにポン付けできるボディー材とネック材をチョイスすれば【1万円とちょっと】で取り付けてもらえるわけですよ。


しかし、その辺を精査せずネックをチョイスしてしまうと【ああ、これはネックポケットの再加工必須となりますね】ということになっちまって、工賃はグーンと跳ね上がる。DNS工房の動画は【その辺の注意】を語っているわけですよ。ポン付け可能な材をかき集め、組み立てをDNSに依頼すれば工賃は4万円程度でしょう。

ボディー材5万円
ネック5万円
電装系5万円
工賃5万円

=20万円で、相当程度【鳴る】エレキギターをDNS工房に組み立ててもらえる可能性があるわけだね。


【やっぱFenderだの、やっぱGIBSONだのと】無知丸出し痴恵袋のような愚かな発言を繰り返して【これカスタムショップ製造ですやん】とご自慢するも、実は【50万円も払うほどのギターじゃねえよ、、、、】という愚かな逸品をgetしちまう危険性だって、潜在しているわけさ。


むしろしっかりした【材】とパーツ材を掻き集めてくることさえできたなら?

工賃4万円?程度払ってDNS工房に組み立ててもらうのも、選択肢なんだよ。

署長はね?

ヤマ楽器からネックを買い、ボディー材もヤマ楽器から調達すれば【ネックポケットの再加工】は不要のはずだから、組み立てをDNS工房に依頼すれば【相当程度】良いスト蛸が出来上がると予想してます。

http://www.yama-gakki.co.jp/


ヤマ楽器は、現在、カスタムオーダー受注生産を停止しているので組み立ては依頼できないのよね。

だから材だけヤマ楽器から調達し、組み立てをDNS工房に依頼

(塗装をどうするか?という厄介な問題は残るけども)
3:署長(病んでいる状況) :

2021/02/28 (Sun) 22:44:08

この期に及んでも【ロゴ】を50万円だの100万円だの無駄な銭を払って(ドブに捨てて)買うヤツは【馬鹿】だと確信してます。

FenderはFenderの音がするし、GIBSONはGIBSONの音がします。【その音が欲しい】から買うというのなら、正しい買い方。それで正しいと思いますよ。


でも痴恵袋の馬鹿のような


【所有欲がぁぁぁっぁ、、】だの【ロゴから音が飛び出している】だの【トラスロッドが正常に仕込まれていなくても、トラスロッドの最低機能は果たすから問題ない】などなど、意味不明な理由を並べ立てる段になると、理解不能ですな。



まあでも【買って支援】という標語もあるわけで、倒産寸前なGIBSONを護るためにも痴恵袋の皆さん【是非】バーストでも、バストでも、好きなだけ買って支援してあげてくださいよ。


4:署長(病んでいる状況) :

2021/02/28 (Sun) 22:55:08

ヤマ楽器であれば


ネックは高くても3万6000円程度。
ボディーは3万円以下


高くても7万円程度予算があれば、スト蛸ネックとボディーをヤマ楽器から調達できる。

ヤマ楽器のネックは【多分】日本一の品質ですからね。

シングルコイルピックアップは、製品次第ですが1基1万円と考えれば3基で合計3万円

電装系のパーツ代金5000円程度?

GOTOHのシンクロナイズドトレモロユニット2万円前後

ペグもGOTOHで1万円もあれば立派なペグを調達できる

他にもパーツは細々必要だけど、ざっくり上記で=13万1000円

組み立て工賃4万円で=合計17万1000円



塗装は【ラッカー缶】でDIY塗装しておくれ(爆)

そうすればラッカー缶の購入費用で済む

5:短小 :

2021/02/28 (Sun) 23:53:12

署長の考察、全面的に支持します!!!
見積額も妥当ですね!!!

6:署長(病んでいる状況) :

2021/03/01 (Mon) 02:49:22

痰塩先生


この数年で【いきなり】ギターの売値、グーンと値上げされましたよね。アコースティックギターですけどHEADWAYなんぞ【飛鳥ビルド】でも少し前なら20万円台で確保できたんですよ。ところが今は希望価格は40万円を軽く越える状況に。値引きされても38万円前後で取り引きされるなど【チョット前】には予想できなかった事態です。


これアコースティックギターに限らず、【エレキギター】もほぼ同じ。名のしれた工房、メーカーのエレキギターなら【安くても30万円】から、という状況です。


なんで?どうして?

ってな感じですねえ、、、、、、、、、、(トホホ)。


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ところが【あの】世界一有名なギターとベース・ギターの相談先(苦笑)=痴恵袋categoryは未だに【やっぱGIBSON】【やっぱFender】が横行。

あれじゃあ世間から相手にされないのは、当然だなと署長は【呆れ果てて】眺めているんです。

質が高く、音も良く【弾きやすい】しパーツも上質で支払い合計が20万円前後で【1本】完成するのなら、DNS工房を含めた良心的な工房で【1本、組み上げてもらう】のは、アリですし【大切なお金を】無駄にしない生活の知恵でもあるわけですよね。


もう【ロゴ】なんぞに拘ることは止めて【まとも】なギターを買う努力をしてほしいと、心から願いますよ。


痰塩先生が工房公開されているなら、当板を挙げて応援するんですけどね、、、、、、、、、、、、、、、、、ぇぇ。


でも今【K地外】も増えてますからね。

うっかり身分を明かした途端、自宅に放火されただの【K地外】が工房を訪問してきただのと【身の危険】を感じる時代ですし。

HEADWAYの大火災(連続しての失火)も、実は【あれは放火だ】という説が根強く存在しているんです。





東京や、大阪など大規模な区域再開発計画が公表されて土地を買取しなければいけない段階になったとき、買収に応じない地主や賃借人のような人達が必ずおります。すると?


不思議なことに【必ず】そこが火事になるんですよね。

恐ろしいことですよ、本当に。




jimiさん、なにかトラブルに巻き込まれたのではないか?という心配が署長には、あります。

トラブルでもなく、平和に無事に暮らしていてくれればと願っております。



7:短小 :

2021/03/01 (Mon) 10:18:15

署長

お心遣い感謝いたします。(笑)
(事実上引退しており、口コミで持ち込まれるもの以外、今は積極的に仕事を取りにはいっていませんので(;^ω^)

仰る通り、コンポーネンツを集めて、自身でとことんいじり倒すか、プロにくみ上げていただくのも手ですね!
ちゃんと「仕事」をすれば、一定水準以上には必ず仕上がりますから!!!

おこがましいですが、そういう意味では、ukurekittyさんのような楽しみ方、アリアリのありですね。

話は変わりますが、有名=信者もアンチも両方増える。
ジョンレノンのように、信者とはいえ紙一重、信用できるとは限りませんからね。
こわいこわい。

8:短小 :

2021/03/01 (Mon) 10:43:30

>この数年で【いきなり】ギターの売値、グーンと値上げされましたよね。アコースティックギターですけどHEADWAYなんぞ【飛鳥ビルド】でも少し前なら20万円台で確保できたんですよ。ところが今は希望価格は40万円を軽く越える状況に。値引きされても38万円前後で取り引きされるなど【チョット前】には予想できなかった事態です。

↑ある意味、市場が健全な方向に向かいつつある、その兆しともいえないでしょうか。
いいものはいい。ダメなものはダメ。

コロナ禍で、ステイホームが増え、ギターも売れに売れたようですが、例えば、ヤフオクで入手した中古品も、実際に手に取ってみて、違和感を感じたとき、ネットでいろいろ情報をあさり、そのダメさ加減や書泉グランデ、ガラクタだということに多くの人が気づきはじめ、「良いもの(ちゃんとしたもの)」を求め始めているのではないでしょうか。

今年、三下り半を突き付けられた多くのジャンクギターが、中古市場やヤフオクにも出品されてくると思います。
ただ、かわいそうなのは、そういったジャンクをつかまされるのは、 『やっぱ』GIBSONだのFENDERだのと、浅はかな知識を植え付けられたか、取引の経験が浅い人。

そういったデタラメが淘汰されるまでにはしばらく時間がかかりそうですが、
その間に、愛想つかされ、業界全体が衰退してしまわないことを祈るばかりです(笑)
9:署長(病んでいる状況) :

2021/03/01 (Mon) 19:59:22

ギターはそもそも10万円程度で買えるようなものでは、ないはず(?)ですからね。【市場が健全化しつつある】という痰塩先生のご指摘は、その通りだろうなあと思っております。DNS工房さんが動画の中で【まともなギターを作ろうとすれば材、パーツだけでも15万円程度は必要で、そこに職人の人件費を含めれば1本50万円貰わないととてもじゃないが生活ができないんです】は、本音ですものね(というか当然の内容ですし)。


まあ工房の場合は年間生産本数自体に限界値がありますから割高になるのも、これまた仕方ないことですし。1本50万円のエレキギターが1年で10本売れたとしても、売上は500万円です(僅か)。そこから材だの光熱費、工房賃借り家賃などを払えば手元に残る【現金】は、ナンボ?の世界。しかも、そこから次の仕入れ資金を捻り出し妻子も養わねばとなれば【転職】してサラリーマンに変身してしまった【元ESPギタークラフト課卒業生】の無念も、よく分かりますし。


現状5万円程度の売値でエレキギターを買うとすれば?

SQUIER
IBANEZ
BACCHUSのフィリピン工場の方

その辺のブランドからチョイスしたほうが【無難だろう】と判断しております。

ただ5万円程度のエレキギターですとパーツ云々の前に【ナットの成形が酷すぎる】【フレット擦り合わせがされていないので、低い弦高設定は不可能】などなど深刻な問題を含んでます。初心者厨房らが上達できない巨大な原因の1つは、確実に【この安いエレキギターの整備不良】だろうと署長は判断してます。HARD OFFの某店舗なんぞ【エレキギター】だというのに、6弦側弦高【2.0ミリが当店基準設定値でございます】と迷言。


迷言ですよ、迷言

6弦側弦高2.0に設定しておけば、フレット擦り合わせの状態が腐っている事実や【指板そのものが波打っている】実態などを覆い隠すことができるからです。


エレキギターで6弦弦高【2.0ミリ】なんてギターじゃ、署長はドレミファソラシドも押弦できませんけどねえ(高すぎて)。


今の時代、6弦側弦高1.3ミリ、1.2ミリ以下設定も【普通】になってきましたし、そうなってくると指板成形(つまりネックそのものの作りの良さが決定的に要求される世界に突入)の精度やセッティングのskillも要求されますし、フレットを擦り合わせるskillも要求されます。


でも弦高「2.0」程度に設定しておけば、その辺を誤魔化すことができますからねえ、、、、、、、、、、、


ギターを買う人達は、その辺の真実を【深く勉強して】楽器屋と交渉するべきでしょう。


5万円程度の売値のギターの場合は、新品であっても楽器屋はフレット擦り合わせしてまで対応する考えは【無い】はずです。でも弦高を1.2ミリ以下に設定したいのなら、フレット擦り合わせは【おそらく必須】条件です(安いエレキギターであれば)。


楽器屋側は無料での擦り合わせは、拒否してくるはず。この場合はDNS工房のような親切で比較的安価な工房に擦り合わせを依頼する以外に、解決策は【無い】ことを厨房諸君は知らねばなりません。


フレット擦り合わせ1万5000円前後~でしょうね。


でもエレキギターは【道具】なんだから、使いやすい状態にしなければ【買う】意味がないのです。

ってことは?

擦り合わせ費用1万5000円は【必要経費】ってこと。


5万円でギターを買い+擦り合わせは工房依頼して1万5000円=合計6万5000円


ギターを【買う】ってのは、こういうことなんです(本当は)


当板を覗き見している初心者さん!

お金は節約しましょう。コロナ禍の時代ですし。生きるには=まずお金。

でもね?

ケチっては【いけない】場面も、あるんですよ

エレキギターを買ってきた。でもそれじゃ【足りない】の。


エレキギターは道具なんだから【使いやすい=弾きやすい】状態にセッティングされてこその、道具なんだ。


工房に擦り合わせを含めて調整依頼する費用は【ケチっては阿寒】。

非常にコンディションの悪いエレキギターを【状態が悪いんだ】ってことに気が付かないまま弾いている人、沢山おりますね。


署長は、悲しい思いでみなさんを眺めてますよ。

信頼できる工房に調整依頼してみ。

ギターが生まれ変わるから。

10:短小 :

2021/03/01 (Mon) 20:18:08

フレットすり合わせに関して、いつだったか、知恵袋でおかしな回答をしていた人がいました。

ある回答者が、すり合わせを推奨したところ、その回答に対して、
「せっかくの新品が、すり合わせでフレットが減らされるなんてのはご免です」とかなんとか。

大爆笑でした。

「新品はすり合わせされていない(すり合わせされていないのが新品)」、つまり、いつからかなのかはわかりませんが、打ちっぱなしが当たり前となってしまっているようです。

はぁ・・・・

基礎技術のお話。
短小拝
11:署長(病んでいる状況) :

2021/03/01 (Mon) 21:37:53

痴恵袋【らしい】象徴的なコメントですね=多分tor君のコメントかと、思いますけども。

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署長が当板ネタのために【安倍給付金10万円】でフィリピン工場BACCHUSのスト蛸(ディンキー系)を1本買ってきました。フレット高さは1ミリ程度で、ナット側は「1.6」㍉高という酷さ(涙)。6弦の1フレットを押弦すると【F#】の音が鳴る酷さです。


工場出荷状態ってのは、でも【こういうもの】です。BACCHUSの場合も【勿論】工場出荷状態であっても、フレットの擦り合わせは【されているんです】よね。痰塩先生が、苦笑しつつ指摘された点がそこです。新品で工場出荷状態であっても痰塩先生指摘の通り【すでにフレットの擦り合わせはされている】。


ただし、ナット側の成形された溝弦高=1.6ミリに合わせて【フレットの擦り合わせ】がされているということなんです(痰塩先生が言いたいのは)。痴恵袋の怪答者連中も、質問主も【基本】勉強不足なんですよねえ。


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覗き見している初心者諸君!

ナットの溝が高さ1.6ミリで工場出荷状態されている場合。

1フレットのフレット高=1.0ミリ。

この状態でエレキギターの演奏は不可能ですからね?

でも、じゃあなんでBACCHUSはそんな仕様で工場出荷状態しているのか?

理由は沢山ある

フィリピンから船に乗せて日本まで輸送する。その間にネックが変化する。調整のための【糊代】を用意しているわけさ。

またuserも様々。すべてのuserが低い弦高設定するわけでもない。

だからuserの好みに合わせて、userが希望する弦高設定可能なように【削りしろ】を大きく確保しているってわけ。

そこまでは原則論。

問題は、ここから。

ナット溝を再加工するのは【誰?】。その調整は無料じゃない。楽器屋が負担するのか?

そして12フレット位置にて6弦側弦高を1.2ミリ、1弦側を1.0ミリに設定してほしい、、、なんて段階になってくると【ナット側1.6ミリ】の状態でフレットが擦り合わされて工場出荷状態されているため、単純に弦高を下げてしまうと必ずBUZZることになる。低い弦高設定に対応した【フレットの擦り合わせ】状態を作り出すのは、誰がやるのか?って話なんだよねえ。


初心者諸君、この議論、理解できますか?


フレット擦り合わせは、素人が思うほど簡単じゃありません。実際【やって味噌】。

むしろ擦り合わせする前よりも、素人ルシアーが擦り合わせすると【悪化してしまった】なんて笑えない実話は、沢山あるんだよ。

削りすぎてBUZZらなかった位置までBUZZるようになり【あれ?なんでー?】と焦って、BUZZるようになった位置のフレットを削ったら、今度は違う位置でBUZZる結果となり【お手上げ】という大失敗。


新品エレキギターであっても5万円程度のエレキギターじゃ、楽器屋はフレット擦り合わせ対応は拒否でしょうね。

安いエレキギターが【弾きにくい】ってのは、その辺の調整不足が決定的要因なんです。




署長の場合、エレキギターは【だいたい】30万円前後を買ってます。

弦高を低めに設定してもらい店頭で試奏。

その時BUZZるようであれば【擦り合わせしてくれ】と要求することになりますけど=無償調整擦り合わせ、です。


なぜか?分かる?


それは【30万円】のエレキギターだからですよ。

楽器屋側も30万円程度のエレキギターであれば【擦り合わせする調整費用】も込み、と考えているから【無償】で擦り合わせしてもらえるわけですね。

というか最近の【ハイエンド系】と呼ばれるようになったエレキギターなどの場合は、工房や工場出荷状態の時点で【相当に】弦高低め設定されていて、その低い弦高に合わせてフレットも擦り合わせされている。

手間暇掛けられているんです。

だから弾きやすいのは、当たり前っちゃ当たり前なんです。


痰塩先生が言っているのは【そういうこと】なんだよ。

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厨房覗き見諸君!(初心者さんへ)


諸君のギターがストラト系であればですが。弾きにくいなあと感じるなら工房に調整依頼ですよ。ただね?フレット擦り合わせが必要だとしても、その前にネックの状態をリペアマンに見てもらうことです。波打ち、捻じれ、そして元起き発生しているようなネックを【金を掛けて】調整し、フレット擦り合わせまでするくらいならば?


むしろ【新品のネック】を買って取り付けてもらったほうが、よっぽど安い費用で状態のよいストラトに仕上がるよ。



おナス殿の東海スト蛸

SONIXから買った真帆蟹ボディーな照れキャスP-90

DNS工房で調整してもらったから、非常に状態良く弾きやすい(音も含め)と感じているはずです。

【俺のギターは弾きにくいなあ、、、、、、、、、】と強く感じている初心者さんは、是非、一度リペアマンに相談を。

で、修理費を見積もってもらい【高額】だと感じる場合は、むしろ新しいネックを買って交換したほうが安上がり。














12:64さん :

2021/03/01 (Mon) 23:19:23

弦高の話。。。

色々とありますが「ネックの状態」と「ナットの高さ」が問題になりますね。

Fコード鳴りません(+_+)アルアルはここですから。

知恵で「5万出せばそれなりのギターが買えます」なんて輩が今だに存在しておりますがその思考は40年前で止まってますから==3

今時、10万出しても「まとも」なギターは買えませんよ!(新品購入の話です。。。)

さて、弦高の話に戻ります(#^.^#)

普通の楽器として成り立つギターは弦高を更に
追い込む事は出来ますがそこに「落とし穴」がある気がします。。。







13:短小 :

2021/03/02 (Tue) 07:41:58

ちなみに、エレキギターの場合、ナットの溝切りの深さですが、スケールによっても異なります。

目安として、普通にチューニングして、

3フレット目を押さえたとき、1フレットに弦が触れないギリギリを狙います。


溝がすり減ったとき等、3フレット目を押さえたとき、1フレット目に弦が接触しているようなら、そのナットは交換です。

基礎技術のお話。
短小拝

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