ギター・ベースギターよろず相談受付【署】
2852234
Headway/HD-510 1981年頃
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1:署長
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2025/06/19 (Thu) 14:33:05
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https://www.digimart.net/cat02/shop4958/DS09477999/
ソリッド・スプルースTOP、ラミネイト・ローズウッドSIDE&BACK、マホガニーNECK、エボニー指板&ブリッジ、ノン・スキャロップ・ブレーシング、実測43.5mmナット、646mmスケールのドレッドノート・ボディー。500番シリーズは、マーチン・レプリカから脱却し、オリジナル・スタイルを確立しようとしたヘッドウェイ・オリジナルのラインナップで、アーチ型のヘッドにフラッグ・ロゴ、ひよこ型のPGなど、後のヘッドウェイの多彩なラインナップの礎ともなった名シリーズです!今回入荷の510は、500番シリーズでは一番お安いモデルとして生産されていて、SIDE&BACKは合板の仕様になっていますが、当時のヘッドウェイは定価8万円以下のモデルには芯材にラワンを使った合板が、10万円以上のモデルには芯材にメイプルを挟んだ合板が使用され差別化がなされていました。一口に合板と言ってもメイプル芯の合板はアタッキーでトルクの強いサウンドになり、細かい部分にもサウンドに対する真摯な取り組みが窺えます!
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当時のHEADWAYの音響用合板
❶定価8万円以下の場合
芯材は「ラワン」
❷10万円以上
芯材「メイプル」
HEADWAYの場合は「意外?」にラミネート材として使ったローズウッドも「厚み」があるので、フィルムのような化粧突板を貼った薄っぺら、ぺらぺらの合板とは、質が違う。それなりに「厚み」もあるラミネートのローズウッド+芯材がメイプルという合板だった。