ギター・ベースギターよろず相談受付【署】 3113835


杢目がすごいネックとプレーンネック音の違いは?

1:署長(暫定復帰) :

2021/08/07 (Sat) 21:47:07





興味深いテーマ。痴恵袋が大好きそうなテーマでもありますね。

「木目が云々」という議論は、今後も永遠に続くテーマでしょう。

署長は、木目(杢目)と音の質には、関係性は無いと判断してます。

以前、平凡な木目のシトカスプルース単板と、ゴージャスな木目のシトカスプルース単板をタップしたことがあります。


結論からいうと平凡な木目のスプルース板は、打てば響くという感じで非常に良い材でした。アコースティックギターの表板単板に限りません。ローズウッドや、エボニーのような材(ひと塊)に関しても木琴のような感じで叩いてみたこともあります。見た目は素晴らしいエボニーだったんですが、実際叩いてみると鈍い音。逆に、平凡なローズウッドでしたがタップすると、反応素早い、鋭い音がする。


見た目と、音の質は一致しませんね。杢(木目)は、あくまでもギターの売値を釣り上げるための要素だと思えば、中らずと雖も遠からず。ただ、ギター製作者は材の段階で「タップ」して材の音の質を確認しており、「おそらくXXな感じの音になるはずだ」と経験値から逆算して、ギターを製作しております。これはエレキギターでも、同じ。アコースティックギターだと、さらにシビアです。


百瀬さんも材、一枚一枚、硬さ、柔らかさ(粘りがある、無いなど)、音の即応性、響きなど「あれこれ」と確かめながら材の性質に応じて「厚み」を変え、使う部位を変更するなど、臨機応変に対応していると。Kヤイリの小池さんも、全く同じことを言ってましたし。音が鈍くて柔いスプルースを薄く削ってしまえば「腰の全くない、ペナペナした軽薄な表板にしかなりません」と。


まさに当板の痰塩先生こそ、そのように材をチェックして「あれこれ」と製作したり修理される人生を歩んでこられたはず(凄いね)




署長の場合は、材をチェックというよりは、、、、、、

「じょ、、、じょ、、、女子大生」を入念にチェックする人生を歩んできました(大きな声では、いえませんがぁ)


材と同じでしてね。女子大生も、一人一人「違い」ます。同じものは、一つもない。


あっちをタップすれば「あーん♥」

じゃ、ここをタップすると「イヤーン♥」と


音色は、違うんですよ(ふふふっ)






さてと。


「ネック」



このネックってのは、本当に重要でしてね。ギターはボディー材ばかり拘っていても、おそらく良いギターには仕上がりませんね。ネックの場合、うまく言えないんですが「柔くて、そして軽すぎる」材では、多分駄目ですよ。多分ね。


ヤワすぎても駄目。一定の硬度のようなものが必要なんです。しかし「硬すぎて」も駄目(多分ね)。硬い中にも「粘り」のようなものが必要でして。


そして「質量」というか、重さも軽視できません。ネック材として軽すぎても、良くないのです。勿論、重すぎてもいけません。


さらにネックの「太さ」。これも重要でしてね。薄ければ良いものでもないし、細ければ良いわけでもない。


動画の中でZINさんが「某、、、、メーカーの」と濁してますが、相葉ニーズのネックに関してでしょうね。署長は以前から指摘してますけど相葉ニーズの、あの非常に薄いネックは「あくまでも演奏性」を重視した結果であって、相葉ニーズの薄いネックに音を求めてはいけませんよと指摘していました。ZINさんも、同じような意見なんでしょうね(おそらく)。


例えばですが、ストラト1本。MARSHALLはクランチサウンド。こんな組み合わせの場合(チューブスクリーマーを間に噛ませるのも桶)に、ストラトじゃなくて「相葉ニーズ」をチョイスして、そのMARSHALLとの組み合わせで音を出すとなると「ちょっと厳しいものがある」んですよ。相葉ニーズの「ネックの薄さ」が、音となってモロにMARSHALLから飛び出してきますから。


たかがエレキギターですけどね?音の質という意味では、とても大きな違いになって飛び出してきます。


難しいんですよ、エレキギターのネックを選ぶのは。



ーーーーーーーーーーーーー

本件動画の7分?前後から、ビンテージギターに関して持論が展開されてまして。


ZINさんは、今、現在販売されている合板の3万円程度のギターと、30年?前に同じような条件で販売されていたギターは「全く違うものだ」という趣旨で発言されてますね。


当板のボンさんが「なんで?」40年前、50年前の国産の「ふる〜ぃ」ギターを探して蒐集し、丁寧にリカバリーして子どもたちにそれらを再販しているか?

ZINさんの説明を聞けば、答えが分かるはず。



痴恵袋のtor君、理解できましたか?


青森在住のコロッケ「cor************」などと自演してボンさんを揶揄するのは、やめましょうね。









2:署長(暫定復帰) :

2021/08/07 (Sat) 21:56:50


上記動画

9分頃


ギターの湿り気(湿気)に関して発言が始まってますが、Kヤイリの小池さんに修理希望のアコースティックギターを手渡した瞬間「あれ?このギター、湿ってるね」と、瞬間的に問題点を指摘しますよ。「こんなに湿った状態ですぐに修理するのは、ちょっとマズいな。少し預からせてください」と、内科医のように適切な処方箋を書いてしまいます。


署長の話が嘘だと思うなら、岐阜の可児市のカスタムショップに実際に行って修理してもらいなよ。


ZINさんの経験談は、本当のことです。



署長の場合は、ギターは適切な湿度で管理されているんですが、最近体調が芳しくないためか署長のパンツは湿っているんですよねえ、、、、、、、、、、、どうしてかな?(オネショかしら?)



冷や汗;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
3:ukurekitty :

2021/08/08 (Sun) 01:13:30

お呼びで無いε~♪
・・・
これまた失礼いたしまくら 千代子ω
4:onasu1968 :

2021/08/08 (Sun) 01:35:40

人生いろいろ、木目もいろいろ。

https://youtu.be/V0tuJg3M5Hc

すいません、酔っぱらっています。
5:ボン(ホンモノ) :

2021/08/08 (Sun) 09:40:30

>アコースティックギターを手渡した瞬間「あれ?このギター、湿ってるね」

臭いなんかもあるんでちょうね
確かに
異常に状態がいい個体に限って
全く鳴らないという経験は数度あるので
ZINさんの言うことには、うなづけるでつ

ボクチも
たまに、ネックを握った感触で
目が詰まった材をつかってるかどうか、わかるときがありまつ

ボクチが特別なのではなくて
新品から、ホントのジャンクまで幅広い個体を
数多く触ってれば、誰でもなんとなく、わかってくるような気がしまつ

ましてや
ZINさん小池さんレベルなら
それ以上のことができても、不思議は無いと思いまつ
6:署長(暫定復帰) :

2021/08/08 (Sun) 11:03:44

女性たちも、「如意棒」を数々握り。


「あ、、これ粗珍ネックだね」と瞬時に判断しているはず


(トホホ)


zuku丼さんや、おナス殿の「巨根」が羨ましいです


7:短小(ポークビッツ) :

2021/08/08 (Sun) 11:05:05

羨ましいです
8:ボン(ホンモノ) :

2021/08/08 (Sun) 12:29:01

くだたい




うわっつ出た!!!1
9:ukurekitty :

2021/08/08 (Sun) 13:32:14

〈アコギ知らず〉CTM Shop υ♪
時々訊かれる素人さんからの質問~
Ovation 米vs.キムチ
素人「どこが違うの?!」
蛇山「木の部分!ネックだなぁ♪」
素人「はぁ・・・?!」
蛇山「米国・アメリカの音が、するするするぅ・・・」

・・・半分本気ブランド馬鹿/米国かぶれε~♪(エレガットはエボニー指板μ・・・)

追記~虚根
ほとんど脱力、寝たきりですぅ・・・υ
10:署長(暫定復帰) :

2021/08/08 (Sun) 13:42:02

蛇山「米国・アメリカの音が、するするするぅ・・・」




署長も、全く同じことを痴恵袋で繰り返して指摘してきましたけどね(藁)


例えばテイラー。国産アコースティックギターとは、違う「米国の明るい」乾いた音がしますよ。


国産のアコースティックギターには「どこか」陰影があります。


これ国民性の違いです


国産アコースティックギターは「うつ病」な音色


米国産アコースティックギターは「能天気」な音色(脳が晴天)
11:短小(ポークビッツ) :

2021/08/08 (Sun) 17:07:29

杢があるということは密度が違うので、削ってみるとわかるのですが、硬さも違います。トラ目などは、硬いところ柔らかいところ交互になっています。

構造物として考えた場合、硬さは均一であるほうが理想的ではあります。

ちなみに、杢の有り無しでの音の違いは、私もないと思っています。

それより、木の取り方(柾目、板目など)や含水率、比重など、素材としての個体差、個性のほうが支配的だと考えています。

12:署長(暫定復帰) :

2021/08/09 (Mon) 04:56:14

虎杢は、最高ですよね

署長、虎が大好きでして
13:ukurekitty :

2021/08/09 (Mon) 07:00:50

呼びましたかぁ・・・
僅かに《バーズアイ》・・・


追記:僅か・・・斑・・・なまらまだらでないかい!?(怪しい北海道弁υ♪)
14:ボン(ホンモノ) :

2021/08/09 (Mon) 07:10:01

タン塩先生

>杢があるということは密度が違うので、削ってみるとわかるのですが、硬さも違います。トラ目などは、硬いところ柔らかいところ交互になっています。

構造物として考えた場合、硬さは均一であるほうが理想的ではあります。



ということは、ネックが反る可能性が若干?高くなるとも考えていいのでつか
15:署長(暫定復帰) :

2021/08/09 (Mon) 07:29:40

ということは、ネックが反る可能性が若干?高くなるとも考えていいのでつか




どのように変形するか?

どのように反るか?

どのように捻じれるか?


予測不能(困難)なのです、杢が多い材は(原則)


予測が困難ゆえ、ネック材として使うのは「問題」も多いわけですよ。




最近「ローステッド」が流行しつつあるのは


1)材が枯渇しつつあり、品質の劣る材であっても使わざるをえないメーカー側の経済的問題が潜在してます。そこで質の劣る材であっても、製品として使えるようにするには「狂い」を抑えたい。そこで材に「高熱」を加えることにしたんです。


熱を加えることで、材の狂いを吐き出させることができますから。狂った状態に追い込んでから、ネック加工すれば製品後の狂いを最小にできるという発想。


2)そして経年変化で得られる木材の特性を、人工的に獲得してしまおうというスケベ根性




高熱を加えると、材は「硬化」するというか材の本来の質が変化します。国産だと「杉」はギターには使えませんが、杉を高熱でローストすることで「ギター材としても使える」ボディー材に変化することが、実験で分かってきました。


ネックのロースト化は、その辺の最新技術の応用(というか賜物)でしてね。


まあでもメーカーは「ネックが狂わなくなる」とか、ああだこうだ言いますけど、実際は完璧ってことはありません。反ります。
16:ボン(ホンモノ) :

2021/08/09 (Mon) 17:04:33

>予測不能(困難)なのです、杢が多い材は(原則)

杢と杢の付近は「目が乱れてる」わけでつから
曲がる方向の検討がつけにくくなるという理解でいいでつか

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