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順反りと逆反り(私見)

1:短小(ポークビッツ) :

2021/07/24 (Sat) 13:08:12

弦を張った状態で、ネックないしは、フレットがまっすぐな状態なら健康です。



ベースなどは、竿が長いですから、弦を張る前は、若干逆ぞりに調整しますので、個体によっては、弦にテンションをかける前は、弦がフレットに接触している場合もあります。

ですが、これとて、弦を張ったときにまっすぐなら健康。

だから、弦を緩めたとき逆ぞったとしても、このこと自体は問題にならないのです。



問題は、ネックに「恒久的に」ついたクセや素性の悪さ。

例えば、弦を緩めて、トラスロッドを締めても、それでも順反っていたら、これは本当の意味での「順反り」
調整や、補正が必要な案件です。


弦を緩めたり張ったりしたとき、ネックが動くのは当たり前です。

任意のゲージの弦を張り、任意のチューニングをしたとき、ネックやフレットがまっすぐなら、その過程において「一時的に」発生した「逆反った」は無視していいのです。


問題だと言っているのは、弦を張っても緩めても、ロッドを締めても緩めても、許容範囲を超えた反りが変化しないときです。

弦を張ったとき、逆反りが戻る。
ロッドを締めたとき、順反りがなおる。

これらは不具合ではありません。

基礎技術のお話
短小




2:署長(暫定復帰) :

2021/07/24 (Sat) 13:34:43

痰塩先生、ありがとうございます。


痴恵袋の場合は、あれは「殆ど」トロことtorが自作自演でカテゴリを炎上させ、常連が殺到して「禿山の一夜」じゃなくて、禿山も枯れ木の賑わい、、、、、、、、でもなくて「枯れ木も山の賑わい」になるのを眺めて、ニヤニヤしている程度の話なのです。



痴恵袋の定番(というよりは荒らしの類ですが)は「弦を緩めたら、逆反りした=だから弦を緩める一派の主張は問題がある」というtorの、炎上目的での釣り堀設置行為です。頭の悪い常連らは、釣り堀に殺到してああだこうだと喧しい。


署長は「逆反りしたというのなら、レギュラーチューニングして一晩放置しておけ。それでビビらない程度まで回復すれば問題ない」と毎度、回答しておりました。続けて「しかし、チューニングして放置しても全く改善されない場合、工房に調整依頼をすること」と補足。


普通は、これで「理解」できるはずなんですが、そこは「あの」痴恵袋ですから。期待するだけ無理。


署長は痴恵袋に対して一例ですが「ナット位置から〜5フレットの間のみが順反りしている」的な反りを、深刻に捉えろと回答するも、これも反応なしでしたね。トラスロッドでは復元できないトラブルですから、工房での治療が必要になってくるんですけど、痴恵袋からの手応えは一切なし、という状況でしたね。


程度次第ですけども、指板(ネック)に問題があってもフレットの山のピークを摺り合せして上手に揃えれば演奏上は問題ないとも回答しておくんですが、これも無反応でした。


torは、「弦を緩めると逆反りした=どうしてくれるんだ!=緩める一派は謝罪するべきだ」と煽りたいのです。

しかし、翌日になると今度は「弦を張りっぱなしにしていたら、ブリッジが剥がれた=どう責任を取るんだ、張りっぱなし一派は」と煽り運転し、カテゴリを大混乱に。常連が殺到して、火にガソリンを投下して大炎上。これを10年以上、繰り返しているという状況なんですね、あの痴恵袋ってのは。




3:短小(ポークビッツ) :

2021/07/24 (Sat) 13:44:13

>署長は痴恵袋に対して一例ですが「ナット位置から〜5フレットの間のみが順反りしている」的な反りを、深刻に捉えろと回答

>程度次第ですけども、指板(ネック)に問題があってもフレットの山のピークを摺り合せして上手に揃えれば演奏上は問題ない


仰る通りです!!!!!さすがのご回答です!!!!!!
4:ボンボンバカボン :

2021/07/24 (Sat) 13:54:21

>弦を張ったときにまっすぐなら健康

そうなんでつよね

ボクチもネックが弱い、柔らかい、ロッドの効きの悪くて
順反り気味のネックの場合

弦を張らない状態で、思いきり逆反りに振ります

そうすると、弦を張ったとき張力と釣り合って
実際に弾く時にはストレートになるようにします

もちろん、毎回これで成功するわけではないでつが
いよいよ
最後の手段として、使うことがありまつ



5:ボンボンバカボン :

2021/07/24 (Sat) 14:02:18

>弦を張りっぱなしにしていたら、ブリッジが剥がれた

最近のアコギ特に普及機では、珍しくないでつ
剥がれなくても、「浮き」はよくでまつ

原因は、メーカーが「新品で買ってすぐになり始める」ように、トップ板を薄くしてる

昔は、ギターは高級品だったので、1本買うとじっくり弾いて育てまちたが
最近の若い子は、そんなことしまてん

鳴りが悪いと、すぐに「○○の△は鳴らないダメギター」とツイッターで拡散しちゃいまつ
ですから、買ってすぐに鳴るような作りを目指してまつ

もう一つは、木材がヤワになってるので、すぐトップ浮き→ブリッジ浮き、剥がれが起きまつ

でも
考え方によっては、変に粘って、ブリッジが剥がれず、トップ浮きが進行するより
早めに剥がれて、トップ浮きを未然にふせぎ、再接着の方が
ボクチは嬉しいでつ


緩めようが、締めようが
反ろうが、ハズレようが、ボクチのギターでは無いでつ

ボンクラさん達のギターがどうなろうと知ったことではないので
なんも
おせーるつもりはありまてん
6:署長(暫定復帰) :

2021/07/24 (Sat) 14:59:35

某イシバシ楽器なんですけどね?

SAITOの中古が出てきました。


新品購入されたもので前オーナーは1年のみ使用した個体だと。


状態は綺麗


ネック&指板の「捻じれ」を調べてくれと署長が依頼


わずか1年だというのに6弦側をストレート調整すると「1弦側が順反りになるコンディションです」と


------------------------
ギターってのは、こういうものなんですよね。「自然素材」の木を使っているんですもん。


本件のようなコンディションの場合は、フレットの残量を調べて高さが十分に残っているようであれば「摺り合せして」フレットの山を揃えて貰えば、演奏上の支障は無くなるはずです。



逆に?フレットの残量が無い(フレット高さが0.7ミリを割り込むまで削られて低くなっているようなフレットは)なら抜歯して、指板を矯正です(よいチャンスゆえ)。64さんとも話したことがあるんですが、64さんのストラト。弾き込んでリフレット(まあ最初は、摺り合せになりますが)しようと決断する頃までに、ネックと指板の変形も進み「それなりに狂って」いるはずだから、指板を矯正してリフレットすれば「安定したネックと指板コンディションになると思いますよ」と。


署長の妄想と偏見、独断だとは思いますが「最近のギター」は、ネックが安定しないな?という感触があります(個人の感想?)。お金を出して買ってきたギターだからね。珍子と同じで、右に曲がったり左に曲がったり反り上がるのは、悩みの種という気持ちは分かります。重要なことは新品時のギターであっても「先ず工房」に相談すること。ギターを検品してもらいトラスロッド調整で調整可能な範囲であれば、調整してもらう。これなら3000円以下です。そして、その時、調整の方法も教えてもらう。


たとえ新品ギターでも、摺り合せが必須の場合もあるんですよね。低い弦高を好む場合、メーカー向上出荷時基準でのフレット摺り合せだと、それを無視しての低い弦高設定ではBUZZります。そんな場合は、工房に依頼して摺り合せせねばなりません。1万5000円は必要ですね。

でも、ギターってのはやっぱり「弾き易い」状況になってないと、そのギターを手にしなくなります。1万5000円を払ってでも低い弦高を実現するためには「必要な投資」と考えて調整依頼するべきだと署長は考えてます。この時「新品での購入」ですから、20万円程度のギターであれば交渉次第で楽器屋に「無償」で摺り合せやってくれと商談は、可能でしょうね。5万円程度のギターの場合、無償摺り合せしてくれるか?そこは署長は分かりません。



30万円程度のギターを買って。購入後も自然乾燥は進行しますから。


3年、4年経過すればある程度ネックと指板は「狂い出し」状態になってます(自宅にて)。


練習量次第ですが、摺り合せじゃなくてリフレットが必要な状態になっていたら?


その時、指板を削って矯正すれば良い状態のネック&指板になりますよ。数年掛けて自宅でネックが狂ってくれているので。


痰塩先生がね、個人工房を開設して忙しく営業されているというのであれば当板「一押し」で告知するんですけどね。でも、今はKちがいが多いから。


危ないんだよねえ。


DNS工房さんも、以前、リペア依頼されて修理後に「難癖」ツケられて酷い目にあったと発言してましたね。「防犯カメラ設置して会話内容を録画しておくべきだったなあ」と後悔していた。


嫌だなあ、、、、、、、、、、、、



署長なんぞ特別注文したGOTOHのペグ、何度も話し合い内容を確認する文書を交換して発注したってのに楽器屋の女性店員さんが「内容を間違えて」GOTOHに発注してしまい、間違った内容で完成してしまったという実例があります。GOTOHの場合、特注は1ヶ月程度納期ですね。楽器屋は平身低頭でしたけど、署長は一切クレームしませんでしたよ。これね、なんで間違えたかというと、結局その女性店員さんはペグの特徴や、特性、寸法や取り付け方など「根本的な部分」を理解できていなかったからと署長は考えてました。ペグポストの高さに違いがあるのは「なぜなのか?」その理由を理解できてないから、発注を間違えたわけ。


店長に「叱るな」と伝えましたもの。


ペグに関する知識を深める絶好の機会と捉えるべきだと伝えたんです。


でも楽器屋は、相当慌てたんでしょうね。GOTOHに泣きついて「作り直してくれ」と。署長が感激したのはGOTOHは楽器屋に文句を言うこともなく「分かりました。2日待ってください」と伝え、急ピッチで注文内容の通りに作って楽器屋まで特別配送してくれたことでした。


そんなに急がなくてもね?署長なら、叱ったりしないのに。














7:署長(暫定復帰) :

2021/07/24 (Sat) 15:26:06

署長、HEADWAYの飛鳥工場に遊びに行った時。


あれこれと質問したんですね。目の前に百瀬さんも居るし、安井さんも居たので。


「ナット位置から3フレットまで」のみ、異様に順反りしている場合

「ナット位置から5フレットまで」のみ、異様に順反りしている場合





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安井さんらは「トラスロッド調整では、調整しにくい位置の反りなのでその部分を集中して逆反り気味に削り指板面を水平に整える」と。しかし、それをやってしまうと❶ネックを握った感触に違和感を感じる❷ネックの強度が低下する危険がある」と。


B)別の方法としては指板を張り替える
C)ネックを新規に作り直す


しかしネックを作り直す場合は、HEADWAYの新しいギターを1本買える程度の修理費になる可能性があるのでおすすめできませんと。



**

弦の張りっぱなしの場合、多分痴恵袋の「トロ」君ことtorくんらは「綺麗な順反り」になると妄想しているんでしょうね。


でも、長期間、張りっぱなしにした場合「ナットから5フレットまでが深刻に順反りしている」というトラブルも、多いのです。


ヘッドが「お辞儀」しているような状態の順反り。


こうなると、トラスロッドで修正できません。


トラスロッドが効く「位置」を痴恵袋の連中は、理解できてないのです


これは「元起き」でも、理屈は同じ。


どっちも深刻ですよねえ、痰塩先生


(修理費は安くないし)


ーーーーーーーーーー

「修理費は高い、高い」とtor君ら痴恵袋はぶーたれますけどねえ。

でも署長が紹介した「ZIN」さんのナット交換動画、一つ観ても。


骨の折れる作業ですよ、あれ。


「5000円払ってちょ」と言うの、当然ですよね。







8:ボンボンバカボン :

2021/07/24 (Sat) 16:02:43

>修理費は高い、高い

頭にあるのは、パーツ代だけなんでちょ
修理にかかる、労力、時間を知らないのでつ

作業時間に×時給で考えれば
わかりやすいでつ

実際に自分でやったことないボンクラに
何言ってもダメでつ
9:ボンボンバカボン :

2021/07/24 (Sat) 16:04:15

そんなに高いというなら
自分でやりゃいいのでつ

その仕上がり具合を見て
自分がやった方が、上手くできてれば
「高い」と言っていいと思いまつ
10:短小(ポークビッツ) :

2021/07/24 (Sat) 17:01:51

2ヶ月くらい前か、手強いすりあわせをやりました。

ローフレに高いところがあるのと、署長が指摘されるような5Fあたりを中心に陥没、しかもハイフレは山なりに高い。つまり波打ち。極端に言えばS字カーブです(^_^;)

ロッドは多少余裕があるものの、絞めこむと、ローフレは陥没したまま、12Fあたりから起き上がってくるだけの変化。ローフレは、ローコードを頻繁に使う人でしたので、2Fの2弦がまっ平ら。
加えて、1弦側は比較的まっすぐなのに対して。6弦側の順反りが強い。

40年近い国産レスポールのコピーでした。
もう、つじつまあわせが大変でした(笑)
11:64どす :

2021/07/24 (Sat) 21:26:28

やはりネックは動きますね。

昨年末購入のknyuiですが'20年3月出荷の若い固体ですからね。

でも。。。

致命的な反り方は見られません。

広めのトラ目&粗めのバーズアイのネック、いかにも脆弱な印象を受けたのですが。

購入の決め手は目が詰まった「フシ」があったからなんですね。3弦10F辺りのネック裏とナット裏近辺に小さくて真っ黒なソレが。。。

フシのあるネックを避ける人が多いけどその「質」と
「位置」が重要なのです。

良質な「フシ」がある部分は非常に硬質で目が詰まってる次第。

さすが乳井さんですね!木取りの妙です。
12:署長(暫定復帰) :

2021/07/24 (Sat) 21:47:50

痰塩先生の修理実例は、深刻な事案ですね。


究極の暴言を吐くと(藁)指板を剥がして廃棄



トラスロッドの状態次第ではトラスロッドも抜歯して廃棄




マホガニー材ネックを削って水平面確保するも、削った分、ネック部位が薄くなってますのでマホガニー材を貼り合わせて厚みを増してから再度削って適切な厚みとし。ルータートリマーで直線溝掘りしてトラスロッドを仕込む。それから新しい指板を接着してリフレット、、、、、、


こんな修理であれば理想的な状況まで回復できますものね、痰塩先生。


でも?問題は「そんな修理したら、10万円じゃ不可能ですよ」という世界だからです。20万円でも足りず、30万円近い金額?のはず。客は払えません。


だから「なんとか5万円以内で、やってください」という流れとなり、痰塩先生らは「四苦八苦」して帳尻を合わせようと頭ハゲる苦労をされておると。


そんなところだったんじゃないかな?と想像してます。


ーーーーーーーーーーー

工房で、よく聞く話ですが客から相談されて「その状態なら修理費5万円です」と回答。

でも蓋を開けてみたら「想定外」の病巣を発見し、「とてもじゃないが5万円じゃ、これ直せないわぁ」と溜息。しかし5万円で直しますと伝えてしまった以上、5万円でやるしかない!と泣きべそしながら、ひぃひぃ。客は直ったギターを受け取っておお喜びしていたが、工房は「割に合わない修理しちまったなあ、、、」と心の中で泣いていたと。





痴恵袋のみんなは、ネックは「綺麗に順反り」してくれると思い込んでいるんですよ。


そんな「教科書の事例」のような、芸術的な順反りなんか、寧ろ「珍しい」ってのに。


13:短小(ポークビッツ) :

2021/07/24 (Sat) 22:03:48

全くもって署長のおっしゃる通り。

理想的な、きれいな円弧を描いて順反りしているなら、多少弦高の面で違和感があったとしても、問題なく弾けちゃいますからね。
言い換えれば、弾いていて違和感がなく、ビビりや音のつまりがなければ、反りなんてほっときゃいいんです(笑)

問題になるのは順反りなのに音が詰まったりびびったりする個体です。そういう個体は直さなければなりません。

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